JONI MITCHELL  「MISSES」       1970-1994
 
 同時発売された2種のベスト盤の「裏ベスト」。
 
 
イメージ 1

 
 もう1枚のベスト盤「HITS」には「チェルシーの朝」や「ウッドストック」、
「サークル・ゲーム」、「リヴァー」、「青春の光と影」のようなヒット曲が
ラインナップされてるのに対し、この「MISSES」には
ジョニ自身の選曲による「ヒットしなかった名曲たち」が集められています。
それもアルバムでいうと70年の「LADIES OF THE CANYON」から
94年の「TURBULENT INDIGO」までの長いスパンで構成されてます。
 
 JTのギターがいい味出してる「A Case Of You」、
低音弦の解放弦とオオカミの遠吠えが妙な雰囲気を醸し出す
「The Wolf That Lives In Lindsey」、
テンポが変わり後半ブルージー&ジャジーな展開になる
「Harry's House / Centerpiece」など、70年代の楽曲が一番!
 
 ヒットしたか、しなかったか、に関わらず、とにかく名曲の多いジョニ。
ヒット曲を集めたベスト盤よりも、この「MISSES」のほうが
年代も曲調も違うピースを上手く繋ぎ合わせて、新しいアルバムを作った、
と錯覚しそうになります。(笑)