ソングライターの人選に先見の明があったスリー・ドッグ・ナイトのベスト盤

THREE DOG NIGHT  「THE COLLECTION」     

Early 70's

　中学生～高校生の頃、ラジオでよく流れてました。
「ママ・トールド・ミー」や「喜びの世界」「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」
「ブラック＆ホワイト」等々のヒット曲。

　ダニー・ハットン、コリー・ウェルズ、チャック・ネグロンの
３人のヴォーカリストを擁するロック・バンド。
何と言ってもポップな選曲とハーモニー・ワークが魅力でした。
他人の曲を上手くロックぽくアレンジし、かつハーモニーを効かせる、
といったコバンザメ商法。（笑）
逆に言うと、スリー・ドッグ・ナイトに取り上げてもらったお陰で
ソングライターも有名になった！？

　どの曲もヒット・チューンたる要素満載。
なかでも異色なのがワイルドなサウンドの「Liar」と
ソウルフルなヴォーカルの「Try　A　Little　Tenderness」でしょうか。
オンタイムで聴いてた頃はそれほど好きではなかったこの２曲、
あれから４０年余りの歳月を経て、今は真っ先にこの２曲を聴いちゃいますよ。