MILES DAVIS 「'FOUR' & MORE」 1962

同じステージを記録したアルバムでも、「MY FUNNY VALENTINE」は
ワタシには「淋しすぎるマイルス」といった印象で、
スタンダード・プレイをしみじみ聴くのにはうってつけのアルバムでした。
ところがこの「'FOUR' & MORE」はどうでしょう。
A-1「So What」からして過激! イントロに続くはずのテーマがなく、
いきなりマイルスのソロ全開! テンション上がりっぱなし。
すさまじいほどの熱気が感じ取れます。
A-1「So What」~A-2「Walkin'」の17分あまりを続けて聴くと
心地よい疲労感に包まれます。これだけの気迫を受け止めるには
聴く側も自然と力が入っちゃうんでしょうね、きっと。
ワタシには「淋しすぎるマイルス」といった印象で、
スタンダード・プレイをしみじみ聴くのにはうってつけのアルバムでした。
ところがこの「'FOUR' & MORE」はどうでしょう。
A-1「So What」からして過激! イントロに続くはずのテーマがなく、
いきなりマイルスのソロ全開! テンション上がりっぱなし。
すさまじいほどの熱気が感じ取れます。
A-1「So What」~A-2「Walkin'」の17分あまりを続けて聴くと
心地よい疲労感に包まれます。これだけの気迫を受け止めるには
聴く側も自然と力が入っちゃうんでしょうね、きっと。
ほっと息が抜けるのが、B-3「There Is No Greater Love」での
ミュート・プレイでしょう。
それまでの曲は比較的ハイ・テンポの曲が続いたので、
ジョージ・コールマンなんかもかなりの緊張感をもって吹いてたとおもうんだけど、
そういった意味ではここでのコールマンやハンコックはリラックスできたのでは?
ミュート・プレイでしょう。
それまでの曲は比較的ハイ・テンポの曲が続いたので、
ジョージ・コールマンなんかもかなりの緊張感をもって吹いてたとおもうんだけど、
そういった意味ではここでのコールマンやハンコックはリラックスできたのでは?
とにかく、このステージを記録した2枚は、マイルスのベスト・ライヴだと思います。