石川セリ 「気まぐれ」 1977
よく「無人島へ持って行くアルバム」とかっていう例えがありますが、
「電気も通ってない無人島で、どうやってレコード聴くんだよぉ!」的な
非現実的な発想ではなく、誰もがいづれ訪れる死期に際して
「棺おけに入れて欲しいアルバム」・・・これも棺おけと共に燃やされてしまう、
「あの世に持って行くアルバム」・・・持って行くというだけの満足感でしかなく、
実際、あの世で聴けるわけでなし。
それでは「葬儀で流して欲しいアルバム」とか
「死期が近づいた時に枕元で聴きたいアルバム」とか、
「電気も通ってない無人島で、どうやってレコード聴くんだよぉ!」的な
非現実的な発想ではなく、誰もがいづれ訪れる死期に際して
「棺おけに入れて欲しいアルバム」・・・これも棺おけと共に燃やされてしまう、
「あの世に持って行くアルバム」・・・持って行くというだけの満足感でしかなく、
実際、あの世で聴けるわけでなし。
それでは「葬儀で流して欲しいアルバム」とか
「死期が近づいた時に枕元で聴きたいアルバム」とか、
いろんなこじつけを考えますが、
ここは素直に「あの世へ持って行くアルバム」ということで...。(笑)
ここは素直に「あの世へ持って行くアルバム」ということで...。(笑)
なお、アルバム・タイトルの前の番号は好きな順番とか、優先順位とかは関係なく、
ランダムに載せて行きたいと思います。
ランダムに載せて行きたいと思います。
さて、前回の「あの世アルバム」(WISHBONE ASH)を書いたのは7月でした。
その時、次回の予告として石川セリの「気まぐれ」を挙げていたものの、
LPを探せど探せど見つからず。
仕方なくCD「ときどき私は~気まぐれ」でご勘弁を...。
その時、次回の予告として石川セリの「気まぐれ」を挙げていたものの、
LPを探せど探せど見つからず。
仕方なくCD「ときどき私は~気まぐれ」でご勘弁を...。

この「気まぐれ」というLPを初めて聴いたのは
大学生の頃、77年か78年だと思います。
学友たちと新宿のビア・ガーデンへ行き、その後、何軒か飲んだくれ、
ナベさん(渡辺)のアパートに泊めてもらった時でした。
当時の面子はナベさん(渡辺って言うんだけど一浪で年上なのでナベさんと
大学生の頃、77年か78年だと思います。
学友たちと新宿のビア・ガーデンへ行き、その後、何軒か飲んだくれ、
ナベさん(渡辺)のアパートに泊めてもらった時でした。
当時の面子はナベさん(渡辺って言うんだけど一浪で年上なのでナベさんと
呼んでた)、小山、名雪、釜形、市ノ澤、あと何人かいたけど覚えてない...。
その夜ナベさんちに泊ったのはワタシと名雪だったと思う。
その時に聴かせてもらったキンクリの「ポセイドン」とか
フラワー・トラヴェリング・バンドに交じって
なぜか石川セリの「気まぐれ」が酔っぱらった五感に響き渡ったのです。
その後卒業し、郷里に帰ってレコード屋さんで買い求めたのです。
それが今、見当たらないので(真剣に探せばきっと出てくるんだけど...)
「ときどき私は・・・」と「気まぐれ」がカップリングになったCDを聴いてます。
残念ながら「ホワイ」と「るれーぶえらび」はカットされてますが。
その夜ナベさんちに泊ったのはワタシと名雪だったと思う。
その時に聴かせてもらったキンクリの「ポセイドン」とか
フラワー・トラヴェリング・バンドに交じって
なぜか石川セリの「気まぐれ」が酔っぱらった五感に響き渡ったのです。
その後卒業し、郷里に帰ってレコード屋さんで買い求めたのです。
それが今、見当たらないので(真剣に探せばきっと出てくるんだけど...)
「ときどき私は・・・」と「気まぐれ」がカップリングになったCDを聴いてます。
残念ながら「ホワイ」と「るれーぶえらび」はカットされてますが。
さてこの「気まぐれ」にはカヴァー曲がいくつか含まれています。例えば
Midnight Surfer (PANTA)
昨日はもう (矢野顕子)
Midnight Love Call (南佳孝)
ダンスはうまく踊れない (井上陽水)
その他、長谷川きよしの「るれーぶえらび」、
昨日はもう (矢野顕子)
Midnight Love Call (南佳孝)
ダンスはうまく踊れない (井上陽水)
その他、長谷川きよしの「るれーぶえらび」、
来生たかおの「すれ違いHighway」など。
オリジネイターが後からセルフ・カヴァーしたくらいですから。
オリジネイターが後からセルフ・カヴァーしたくらいですから。
なんと佳孝さんの「Midnight Love Call」を頂いちゃってるんですよね。
佳孝ヴァージョンは80年のアルバム「MONTAGE」ですから。
佳孝さんのオリジナルを聴いた時、女性の側の詩って珍しいな、と思ったんですが、
セリさんが唄うとなるほどなぁ、と感心しちゃいますよ。
サビの歌詞が
「言いたくて 言えない言葉ひとつ
愛してる、とここまで出かかってるのに...」 ですから。
佳孝ヴァージョンは80年のアルバム「MONTAGE」ですから。
佳孝さんのオリジナルを聴いた時、女性の側の詩って珍しいな、と思ったんですが、
セリさんが唄うとなるほどなぁ、と感心しちゃいますよ。
サビの歌詞が
「言いたくて 言えない言葉ひとつ
愛してる、とここまで出かかってるのに...」 ですから。
バックを固める面子も、矢野顕子、矢野誠、大村憲司、小原礼などが参加。
さすが陽水は参加してないものの、まだ結婚前の蜜月の頃でしょうか、
「ダンスはうまく踊れない」「Flight」「気まぐれ」の3曲を提供してます。
さすが陽水は参加してないものの、まだ結婚前の蜜月の頃でしょうか、
「ダンスはうまく踊れない」「Flight」「気まぐれ」の3曲を提供してます。
楽しげに、淋しげに、妖しげに唄うセリさんは青春時代のあこがれでした。(笑)
さて次回の「あの世アルバム」は、クルセイダーズの「スクラッチ」を
予定しております。