元ちとせ 「冬のハイヌミカゼ」     2003
 
 『元ちとせ待望のライヴ・ベスト。
完全収録ライヴCD 元ちとせ 「冬のハイヌミカゼ」
全24曲、2003年12月8日に行われた、2時間に及ぶライヴを完全収録。
インディーズ時代の名曲「コトノハ」「精霊」そして「ワダツミの木」「君ヲ想フ」
「この街」「千の夜と千の昼」「いつか風になる日」などのヒットシングルを収録。』
 
 
 
 
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 元ちとせの名前は知ってたものの、実際に聴きだしたのは
同じ奄美出身の朝崎郁恵さんを聴くようになってからでした。
故郷奄美で収録されたこのライヴ・アルバム、
彼女の唄い方が、声域いっぱいいっぱいの真剣勝負なので
高音域がちょっと苦しげなところもあるのですが、
それを差し引いても、ワン&オンリーの唱法で好きなシンガーです。
 
 オープニングの「コトノハ」のイントロなんかはディープ・フォレストあたりを
想起させるものでしたが、後年、ディープ・フォレストと共演することになったのは
まったく自然な成り行きだったと思われます。
 
 お気に入りは、あがた森魚の「百合コレクション」と
「いつか風になる日」、ちょっと高音部がキツイけど「気味ヲ想フ」、
ピアノだけをバックに切々と唄い上げる「この街」、
そしてやっぱりヒット・チューン「ワダツミの木」「千の夜と千の昼」ですね。