WARREN ZEVON  「EXCITABLE BOY」        1978
 
 ジャクスン・ブラウンの口添えで76年にアサイラムより再デビューしたジヴォン、
アサイラム第2作(通算3作目)の本作もジャクスンのプロデュースです。
実はギターのワディ・ワクテルも一緒にプロデュースを担当しており、
ワディの味付けがまたイカシテるんだなぁ。
 
 
 
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 SSW風の前作はリンダ・ロンシュタットに4曲も取り上げられたことで有名ですが、
相対し、本作はバンド・サウンドに徹していて、ワディがその要になってるようです。
 
 ヒットした(らしい)「Werewolves Of London(ロンドンの狼男)」は
フリートウッド・マックのリズム隊を得て、ワディが硬質なスライドを弾き、
ジヴォンも「ワウー!」と吠えまくってます。
 
 多分、ジヴォンの生涯で一番商業的に認められたアルバムだと思うのですが、
ディスコ調の「Nighttime In The Switching Yard」が妙に浮いてる?
英語とスペイン語のチャンポン「Veracruz」が一番好きかな。