PATRICIA KAAS 「SCENE DE VIE」    1990
 
 『シャンソンとブルースの出会い。ヌーベル・シャンソン・・・・・。
過去と未来を見つめ、ナチュラルに、しかし力強く今を歌うパトリシア・カース、
90年最新作。』
 
 
 
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 邦題は「人生のシーン」。23歳の時の作品です。
89年に初来日した時、日本のスタッフらに親しみを込めて「パトちゃん」と
呼ばれてたそうです。「パトちゃん」と言えば、F1好きなワタシは
迷わずリカルド・パトレーゼを思い浮かべます。
史上最強のセカンド・ドライヴァーのパトちゃんです。(笑)
 
 「古ぼけた人形」などを聴くと、堂々とした唄いっぷりに
カッコよさを感じます。
フレンチというと、ちょっとおしゃれなサウンド、ちょっとジャジー、
あるいはちょっとボッサ...といったものが巷にあふれていますが、
「リッチなひとたち」や「ケネディ。ローズ」あたりを聴くと、
このパトちゃんはブルージーな曲に最大限に魅力を発揮するヒトであることに
間違いはありません。
 
 おしゃれなフレンチも好きですが、時にはブルージーで力強いフレンチも
なかなかいいものですぞ。