THE POGUES  「RUM SODOMY & THE LASH」        1985
 
 邦題「ラム酒、愛、そして鞭の響き」、ポーグスの2ndアルバムです。
なんとエルヴィス・コステロがプロデュースを担当してます。
タイトルを直訳すると「ラム酒、男色とムチ打ち」という具合なのですが。(笑)
 
 
 
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 ワタシ的には次の3rdアルバム「堕ちた天使」と同じくらい好きな作品で、
1stよりもトラッド要素が強化されたところが魅力です。
「A Pair Of Brown Eyes」、「The Band Played Waltzing Matilda」、
そして名曲「Dirty Old Town」、このイワン・マッコールの名曲、
"D" のイントロで進行か、と思いきや、テーマ部では "A" に転調という
ドンデン返し!?これにやられました。(笑)
おまけに間奏では "C" に転調するというオマケ付き。
 
 マッコール親子には縁があるようで、イワンの「Dirty Old Town」を
取り上げたかと思えば、次作ではシェイン・マクゴワンは
イワンの娘カースティーと夫婦を演じ、「ニューヨークの夢」でデュエット。
 
 シェインの酔っ払い加減で、ちょっと投げやり風に唄うのがいいですね。