WARREN ZEVON  「WARREN ZEVON」        1976
 
 このヒトの初期の作品群はオンタイムで聴く機会がありませんでした。
というか、70年代には日本では話題にもあがらなかったワケですし...。
 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 60年代にデビューはしてるものの、才能が開花することもなく、
70年代中盤にジャクスン・ブラウンを通じてアサイラムに紹介され、
76年に本アルバムで再デビューした、というわけです。
邦題は「さすらい」。
 
 このアルバムの中の「Hasten Down The Wind」は
同年、リンダ・ロンシュタッドに「風にさらわれた恋」というタイトルで
カヴァーされてました。恥ずかしながら、その時もウォーレン・ジヴォンに
触れることはありませんでした。
 
 ゲストも今考えればかなり豪華です。
ジャクスン・ブラウンはもちろん、ディヴィッド・リンドレィ、ワディ・ワクテル、
J.D.サウザー、フィル・エヴァリィ(エヴァリィ・ブラザーズ)、
グレン・フレイ&ドン・ヘンリー、ボニー・レイット、
リンジー・バッキンガム&スティーヴィー・ニックス、ローズマリー・バトラー、
カール・ウィルスン(ビーチボーイズ)、ネッド・ドネヒィなど。
 
 ワタシ的にはフレイ&ヘンリーがコーラスをつけてる「The French Inhaler」
あたりが好きなのですが、特にどの曲というほど際立ったものはありません。
ちょっとファンキーな「Join Me In L.A.」もボニー・レイットのコーラスが
効いてていいですね。