KEB'MO'   「PEACE...BACK BY POPULAR DEMAND」     2004
 
 ケブモのカヴァー集。
1951年生まれの彼の青春時代に好きだった曲を中心に唄ってるようです。
 
 収録曲は
 FOR WHAT IT'S WORTH (バッファロー・スプリングフィールド)
 WAKE UP EVERYBODY (ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ)
 PEOPLE GOT TO BE FREE (ザ・ラスカルズ)
 TALK (オリジナル)
 WHAT'S HAPPENING BROTHER (マーヴィン・ゲイ)
 THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN' (ボブ・ディラン)
 GET TOGETHER (ヤングブラッズ)
 SOMEDAY WE'LL ALL BE FREE (ダニー・ハザウェイ)
 PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING (ニック・ロウ)
 IMAGINE (ジョン・レノン)
 
 
 
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 どれも平和を願う歌ばかりで、これらをカヴァーすることによって
平和な世界を取り戻そう、という気持ちが表れています。
なんせ、アルバム・タイトルが「平和...みんなの要望で取り戻す」的な意味合い?
 
 スティーヴン・スティルスの名曲を更にブルージーに唄い上げた
「FOR WHAT IT'S WORTH」、
そして何よりも素晴らしいのは、ピアノの伴奏だけで唄う「時代は変わる」でしょう。
このスローなテンポで淡々と唄うと説得力ありますよね。
オーケストラをバックに自身のドブロをフィーチャーして、
ゆったりと唄い上げる「イマジン」も聴きモノです。
 
 唯一のオリジナル「TALK」では、ブッシュ大統領に
「なんで相手をわかろうとしないのか、なんで話し合おうとしないのか...?」
と、皮肉を込めて語りかけるように唄ってます。