『カナダで現在最も注目を集める23才の強力女性ヴォーカリスト、
ソフィー・ミルマン、2006年7月、日本デビュー決定!
i-tunesUSAジャズ・アルバム週間チャート第1位獲得!
ビルボードも上昇中!』
といった華々しいコピーを伴って2006年に日本でCDデビューしたわけですが、
このアルバムは2004年にリリースされたデビュー・アルバムです。
なんと2年もタイムラグがあったんですよね。
近年のフィメール・ヴォーカル・アルバムには、オシャレさを優先したポップな
ジャズ・ヴォーカルもどきが多いのですが、
このソフィー・ミルマンもひとつ間違えば、そっちの世界に行っちゃいそうな感じ。
でも内容はスタンダード、ブラジリアン、そして生まれ故郷のロシア民謡なども唄い、
ちょっぴりハスキーな声が魅力のシンガーです。
83年生まれっていうから、レコーディング時は弱冠21歳!?
仏語で唄った「バラ色の人生」や、ロシア語の「黒い瞳」あたりが "ウリ" ですね。
バックのミュージシャンはカナダの人達だと思うのですが、
ギターでドミニク・トロイアーノが参加してます。
知る人ぞ知る!ゲス・フーやジェイムズ・ギャングなどで弾いてた人ですね。
今じゃ、ジャズ・ギターも弾いたりしちゃうんですね。