『驚きと喜びのサウンド! 全世界が注目! スペインで40万枚突破!
これが新時代のモダン・ミュージック。国境を越えて生き続けるケルトの香り。
スペイン北部のアストゥリアス地方出身のバグパイプ奏者エヴィア。
伝統音楽にモダンな味付けをした楽曲や、彼の独創的なオリジナル曲などを収録。
彼独自に発明した電子バグパイプも話題。全音楽ファン必聴の1枚!』
エヴィアのデビュー作、邦題は「誰のものでもない世界」
そして本名をホセ・アンヘル・エヴィア・ヴェラスコといいます。
スペインで40万枚...とありますが、全世界でも160万枚ほど売れたらしいです。
アイルランドやスコットランドを中心としたケルト文化は
フランスやスペインなどもその文化圏とするようです。
スペインではガリシア地方やアストゥリアスあたりまでケルト文化が根付いている、
と言われてます。
さて、このエヴィア自身が開発したMIDIバグパイプなる楽器、
パイプというよりも、フィドルのような音色でフルート、アコーディオン、
ハーディ・ガーディなどの音も出せたりしちゃう画期的な楽器のようです。
収録曲の大半がトラッドですが、パイプとパーカッションが妙にエスニックな
雰囲気を醸し出す「ガロディンの躍り」や、
ポール・ウィンターの作品に登場して来そうな合唱団の入った「ビバニューの女性達」、
そして大ヒットした(らしい)「ブシンドレ・リール」のようなダンス・チューンも
楽しく、あくまでもケルト風ロック・サウンドとして楽しめます。