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寺尾聡 「REFLECTIONS」     1980-1981

 このレコードがリリースされた1981年に長男が誕生しました。
その長男に去る4月3日に女の子が誕生しました。
そうです、ワタシはジジイになったのです!

 出産予定日は4月2日だったのですが、赤ちゃんがもう少しママのお腹にいたい、
と言ったのか、1日遅れで無事この世に生を授かりました。
ママも大変だったし、そのママの手を握って励ましたり、腰をさすったりして
力づけた息子もよく頑張ったと思います。

 思い起こせば、ワタシは平日が休みで日祭日や盆、正月も仕事だったので、
子供達には不憫な思いをさせたかもしれませんが、
その分、自分の休みには幼稚園に迎えに行ったり、散歩に連れてったりと、
自分なりには親の務めを果たしたような気持ちでいましたが、
今思うと、果たして自分は良き父親であったのだろうか?と思うこともあります。
もちろん仕事を優先せざるを得なかった時もあったし、決して満点パパではなかったと思います。
そう言った意味でも、孫に対しては満点ジジイでありたい、と願う次第です。

 さて、このアルバムからはA-5「ルビーの指環」が大ヒットしました。
エンディングがスキャットで終わり、B面にひっくり返し針を落とすと、
これまたスキャットで始まるB-1「Shadow City」、これはかっこいい!
「見下ろせば...」で始まる出だしもダンディー!

 B-5「出航 SASURAI」も都会の孤独な男の生き様を唄ったようで、
ワタシのような田舎モノには、どこか憧れを抱かせるような唄でした。
とにかくこの寺尾さんの唄というのは、どこか鼻歌から始まるような感じで、
すごく親しみを覚えたものです。

 大昔のGS「ザ・サベージ」時代、あるいは近年の役者寺尾聡...
それ以上に、このコンポーザー&シンガー寺尾聡はイカシテます。

 この翌年には次男が誕生することになり、父親としての自覚を認識しつつ、
現実に子供たちとの接し方にギャップを感じていた時代でした。
そんな父親を尻目に、二人の子供は立派に成長し、
親バカではありますが、自慢の息子たちです。