イメージ 1

THE JUDDS 「GREATEST HITS」     1984-1988

 ワイノーナ・ジャッドとその母上ネイオーミ・ジャッドによる母子デュオ。
彼女らのNO.1ヒットを集めたベスト盤です。
(「Give A Little Love」のみ最高位3位)

 そもそも、ワイノーナはネイオーミが18歳で産んだ娘ですから、
年の離れた姉妹、といった感じでしょうか。
そのネイオーミは産まれて次女のアシュレイ(女優として有名ですね)を産んですぐ
離婚したため、母子3人の生活は大変だったようですが、
その苦労が母子のより強い結束となり、ここまで素晴らしいデュオとして
大活躍できたのでしょう。

 初期のジャッズ(というよりも、若い頃のワイノーナ)は、
ブルージーな唄いまわしがその特徴で、それにネイオーミがハーモニーをつける、
といったスタイルでヒット曲を次々と生み出して行きました。

 ロックンロール調の「Rockin' With The Rhythm Of The Rain」や
ミディアム・テンポのロック・ナンバー「Girls Night Out」のような
パンチの効いた曲が彼女らの魅力でしょうか。
ネイオーミのオリジナル・バラード「Change Of Heart」なんかもいいですよ。

 90年の初頭にジャッズは解散し、ワイノーナはソロとして活躍してますが、
歳とともに体格も声も太くなり(笑)、ワタシ的には太い声でパンチの効いた
ロック調の曲を聴かせてくれる最近のワイノーナのほうが好きなんですが...。