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V.A. 「竹富の風(たきどぅんのかじ)」     2005

『竹富(たきどぅん)の島人が歌う うつぐみのこころ
「安里屋ゆんた」から童歌、祭りの歌まで竹富生まれの全17曲。』

 CDの右にあるのは沖縄県八重山郡竹富町の波照間酒造所の「泡波」という泡盛です。
次男が昨年、沖縄に行った時に買ってきた物を、正月に帰省した時に頂いたものです。
わずか100mlのボトルで、まさにオロナミンCほどの容量なのですが、
けっこう高いんですよ。
ワタシがいつも飲んでる焼酎の1.8リットルの紙パックよりも高いんだなぁ、これが。
2本頂いたんだけど、その場で1本飲み干したんだけど、これがまたまろ~やか!!

 上のコピーの「うつぐみ」とは、相手のことを思いつつ
心をひとつにして協力し合う気持ちのこと。
竹富島を代表する美しいことばです...という注釈が添えられています。

 本CDは竹富島も文化を継承することを目的に、
島民が結成した "NPOたきどぅん" が制作したCDです。
今も島に住むおじぃやおばぁを始め、観光に従事する人、農業をする人、
お寺の住職、民宿のおばさんたちが竹富の歌を唄ってます。

 コンドイ浜で波の音をバックに録音された無伴奏の子守唄「月ぬ美しゃ」に始まって、
夕暮れ時、虫の声に混じって、どこからともなく三線と歌が聞こえてくる
竹富島の静かな夏の宵、「夏の夕暮れ、集落のはずれにて」で終わります。
子守唄から舞台芸能で使われる唄、労働歌、祭礼の歌、童歌、神に捧げる歌など、
かなり土着性の強いアルバムです。
多分、発売元のNPOたきどぅんの通販でしか手に入らないCDだと思います。