『みんなの愛する、あの頃のポールがここに。
至高のロック・レジェンドが、新レーベル「ヒア・ミュージック」へ電撃移籍。
そして、珠玉のポップ・ロック・アルバムが完成!
今、新たな伝説の幕が上がる。』
思い起こせば、アフター・ビートルの作品はジョージの「ALL THINGS MUST PASS」
を除いて、買ったことがありませんでした。レンタルで何枚かは借りたことがありましたが、
金を払って購入したことはほとんどありませんでした。
ポールの「追憶の彼方に」もサンプルで頂いたモノでした。
スタバ云々の触れ込みは、話題性には上ったものの、
音楽性にはまったく関係ないファクターで、
ましてや、ポールの私生活や当時のバックグラウンドなどは知る由もなく、
只ただ、出来上がったモノを聴くのみの出逢いでしかありませんでした。
英国での1stシングル「Dance Tonight」でのマンドリンのコード・ストローク、
バスドラが刻むビートに乗せたロックンロール、これは売れないはずがありませんね。
片や米国での1stシングル「Ever Present Past」、こちらのほうがシンプルで
ポールのサウンド、って感じがするんですが、いかがでしょうか?
一番のお気に入りは「Only Mama Knows」、
弦のイントロからいきなりロックン・ロールのビートに。
ハード気味のアンサンブルも本作の中では一番の迫力!
一方、アコースティックなバッキングでの「You Tell Me」、
ハーモニー・ワークも活かされており、一番ポールらしい楽曲かも。