イメージ 1

PAUL McCARTNEY 「MEMORY ALMOST FULL」     2007

『みんなの愛する、あの頃のポールがここに。
至高のロック・レジェンドが、新レーベル「ヒア・ミュージック」へ電撃移籍。
そして、珠玉のポップ・ロック・アルバムが完成!
今、新たな伝説の幕が上がる。』

 思い起こせば、アフター・ビートルの作品はジョージの「ALL THINGS MUST PASS」
を除いて、買ったことがありませんでした。レンタルで何枚かは借りたことがありましたが、
金を払って購入したことはほとんどありませんでした。

 ポールの「追憶の彼方に」もサンプルで頂いたモノでした。
スタバ云々の触れ込みは、話題性には上ったものの、
音楽性にはまったく関係ないファクターで、
ましてや、ポールの私生活や当時のバックグラウンドなどは知る由もなく、
只ただ、出来上がったモノを聴くのみの出逢いでしかありませんでした。

 英国での1stシングル「Dance Tonight」でのマンドリンのコード・ストローク、
バスドラが刻むビートに乗せたロックンロール、これは売れないはずがありませんね。
片や米国での1stシングル「Ever Present Past」、こちらのほうがシンプルで
ポールのサウンド、って感じがするんですが、いかがでしょうか?

 一番のお気に入りは「Only Mama Knows」、
弦のイントロからいきなりロックン・ロールのビートに。
ハード気味のアンサンブルも本作の中では一番の迫力!

 一方、アコースティックなバッキングでの「You Tell Me」、
ハーモニー・ワークも活かされており、一番ポールらしい楽曲かも。