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ANTONIO CARLOS JOBIM 「WAVE」      1967

 皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中はいろいろお世話になりました。
今年もよろしくお願い申し上げます。

 なにも正月目掛けて大雪にならなくったっていいのに!!
と、嘆きつつ、アルコール漬けになっています。(笑)

 さて、本作、ジョビンの一番有名な作品でしょう。
「イージー・リスニングだ!」と思ってた若い頃を思い出すと、
思わず赤面しちゃいますよ。(笑)

 今では夏に聴くX’MASソングと同じ位、冬にはボサノヴァを。
窓の外に降り積もる白い雪を眺めながら聴くボサノヴァは最高!

 もしCTIというレーベルではなかったら...とか、
もしクラウス・オガーマンが関わってなかったら...という想像も
興味は尽きませんよ。(笑)

 ジャケットもかなり不思議です。
緑と青の配色、青の部分は海なのか地平なのか?
そして、なぜキリンなのか???

 泣く子も黙る「Wave」、ギターの伴奏に乗っかるたどたどしい単音ピアノ、
ジョビンの一人二役なのですが、バックの音がシンプルで柔らかい音なので
かなり気持ちいい!!!ギターの音だけを聴いていても快感ですよ。

 これだけの編成で、ホーンもストリングスも邪魔にならず、
ジョビンのギターを引き立たせてくれてます。
クラウス・オガーマンの手腕はたいしたものです。
「オガーマンのジョビン・ソングブック」といってもいいかもしれません。