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HOT TUNA 「HOPPKORV」     1976

 ヨーマ・コーコネン(g,vo)、ジャック・キャサディ(b)、ボブ・スティーラー(ds)のトリオに
ニック・バック(key)、ジョン・シャーマン(g)、カレン・トビン(vo)を加えた編成。
本作ではよりハードなブルーズ・ロックを展開しています。
ちょっとサイケの名残も感じられますね。

 CSNをちょっとハードにしたようなB-4「Extrication Love Song」や
ブギ調のA-1「Santa Claus Retreat」でのヨーマのギターはドライヴ感があり、
基本的にはディストーションやワウを使うヒトなんですが、なかなか爽快感あり。

 また、リンダ・ロンシュタッドでお馴染みの「It's So Easy」、
テンポ・アップしたヴァージョンで、カレン・トビンという女性とデュエットしてます。
ちょっとギター弾き過ぎ!?って感じですが。(笑)

 ま、ヨーマもこの時代はこのようなハード・ブルーズ・ロックなんかで良かったけど、
やはりアコースティック・サウンドもこのヒトの魅力の一つですよね。

 さて次回の「70’s」はフリーの「ハートブレイカー」(1973)を予定しています。