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LAURA FYGI 「THE LADY WANTS TO KNOW」     1994

 ローラ・フィジィの3作目、邦題は「コルコヴァード」。

 オランダとエジプトのハーフで、幼少期は南米ウルグアイに育ち、
20代半ばにオランダに戻ります。

 本作はジャズ&ボサノヴァ集で、ボサノヴァの名曲に混じって
マイケル・フランクスの「The Lady Wants To Know」「Tell Me All About It」を
カヴァーしており、後者では作者のマイケルとデュエットしています。
その他、トゥーツ・シールマンス(ハーモニカ)やクラーク・テリー(トランペット)も
数曲でプレイしています。
エヴリシング・バット・ザ・ガールの「Each And Everyone」も
うまくボサノヴァに処理されており、ガット・ギターのソロも味が出てます。

 彼女のハスキー・ヴォイスはボッサには向いており、ジャジーなムードも十分に
演出できています。当時のシャーデーやヴィクター・ラズーロらのテイストですが、
ジャジーな唄い方が魅力です。
美形にハスキー・ヴォイスは何と言っても人気ですよね。(笑)