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MITCHELL FROOM 「DOPAMINE」     1998

 本作にも参加している元妻スザンヌ・ヴェガやロン・セクスミス、
他にもエルヴィス・コステロやリチャード・トンプスン、ロス・ロボスなどの
プロデューサーがソロ・アルバムを作っちゃった...てとこでしょうか。

 一曲毎にゲストを迎え、すべてゲストと共作しているようです。
スザンヌ・ヴァガやシェリル・クロゥ、ロン・セクスミス、ディヴィッド・ヒダルゴ、
そしてNYのアングラ・シーンでくすぶっていたところをフルームに見出された
羽鳥美保という日本人女性などが参加しています。
 
 音的には、ん~、どうなんだろう!?
似非ワールド・ミュージック風なものからジャジーなものまで多様で、
一貫性がなく、また、ゲストの存在感も薄いというか、
完全にチャド・ブレイク&ミチェル・フルームの音に組み込まれている、
て感じです。

 ワタシ的には似非ワールド・ミュージックの極致のような
モロッコ風?「Kitsum」や「Tastes Good」などは結構楽しめました。

 シェリル・クロゥのお経のようなヴォイスとスティーヴ・ドネリーの
ボサノヴァ風ギターの「Monkey Mind」あたりも実験的で面白いといえば面白い?