93年の第3作目「LES PETITES NOTES」(SWEET MYSTERY)に続く第4作目です。
前作は世界進出を目論んでか、英仏混合の作品でしたが、
今回は全曲仏語、それもあえてLAレコーディング。
WAH WAH WATSONが共作でギターも弾いてる「L'Amour Sur Mesure」のような
ファンキーな曲も目立ちますが、やっぱりこの人の魅力はバラード。
「La Valse Des Anges」や「De L'autre Cote Du Temps」
「Apres Toi」「L'Allee Sans Retour」などのようなバラードには
彼女の声量及び声域が充分に発揮でき、しっとりと唄いあげることができます。
同様に、アップテンポの曲もそういった要因では迫力なんでしょうが、
仏語という感覚がワタシにはバラードにマッチするような気がしてなりません。