アルバム名義は "BRAMHALL" となってますが、
あのクラプトンのところでギター弾いてるDOYLE BRAMHALL 兇任垢諭
B.B.キングとクラプトンの共演盤で本作から「I Wanna Be」「Marry You」の2曲が
取り上げられたことによって、クラプトンと仕事をするようになったんですね。
クラプトンはセカンド・ギタリストを選ぶのがお上手!
かつてのアルバート "田舎少年" リーとかアンディ・フェアウェザー・ロゥ、
そしてデレク・トラックスなどなど。
たしかストラトのレフティ(左利き)仕様にヘッドが逆についてる...。
弦もそのまんまなので、細弦が一番上、ということになりますね。
たまにいるんですよねぇ、このような "変態ギタリスト" が。(笑)
黒人のブルーズマンにはけっこういますけどね。
コードの押さえ方もまったく自分流になっちゃいますからね。
本作発表後、クラプトンとロジャー・ウォーターズから同時にお誘いを受け、
ロジャーのツァーに参加、その後クラプトンのバンドに加入したようです。
唄がそれほど上手いわけでもなく、ギターをバリバリ弾くでもなく...。
でも要所要所でワウ・ギターやスライド・プレイなどを決めています。
EC&BBにカヴァーされた「I Wanna Be」、曲もいいし、ギター・ソロも
派手さはないものの渋い!ちょっとハードなブルーズ・ロック「Snakecharmer」、
優しい感じの唄にジミヘンみたいなギターが入る「Chasin' The Sun」など
地味だけど魅力的なんだよなぁ。引く手数多なのもわかるような気がします。