『まだ聴けてないCDたち』の一枚でした。
U2にはそれほど詳しくないワタシですが、発表当時はそのテクノ・カラーに対する
風当たりも強かったような記憶があります。
テクノにまったく興味が無かったワタシにはそれほどテクノロジーを意識せずに聴けたような
気がします。テクノだろうが、ポップだろうがワタシにはどうでもいいことで...。
ワタシが初めてBONOを知ったのは、あの南アのアパルトヘイトへの反メッセージを
訴えた「SUN CITY」というVHDでした。(VHDというのはあのレーザー・ディスクに
対抗したフォーマットです。すぐに淘汰されましたが・笑)
それ以来、U2にはどこかメッセージ性を感じていましたが...。
アイルランドのバンドということもあって。
本質はまったくそれまでのU2であり、多少サウンド的には軽い部分もありますが、
それとて、本作で完結、次作以降にはこのサウンドは引き継いでいないようなので、
ま、これはこれでいいんじゃないでしょうか。好きか嫌いか、は聴き手次第...!?
神をたたえるような「If God Will Send His Angels」は、まさに現代の賛美歌?