『まだ聴けてないCDたち』のダンボール箱の1枚でした。
このバニー・マニロー自体、まったく守備範囲外で、聴く機会はあったものの、
率先して聴こうと思ったことは残念ながらありませんでした。
そんなバニー・マニローの年代別のカヴァー・アルバムの70年代版です。
自分自身の70年代を振り返ると、ここに収録されてるような曲に一喜一憂したことは
まったくなく、当時の自分のライフ・スタイルとはまったく一線を画す内容です。
唄い方も起伏がなく、「素人のど自慢大会」的な内容にガッカリです。
彼のキャリアの中でも90年代は、それまでのSSWからカヴァー・シンガーへと
立ち位置を変えてしまってたのです。
ボブ・シーガーの「We've Got Tonite」でさえ、このような唄い方をされると
原曲の良さがまったく伝わって来ない...と思うのはワタシの固定観念のせいでしょうか?