ウォルター・ベッカーをプロデューサーに迎え、ベッカーとの共作「The Horses」も収録。
さほどスティーリー・ダン風のサウンドに染めることなく、
リッキー・リーの持ち味を上手に活かしたサウンドに仕上がっています。
ベッカーお得意のレゲェぽさを感じさせるリズムの「Ghetto Of My Mind」など
どの曲を聴いても、知らず知らずのうちに身体の力が抜け、リラックスしちゃってる自分に
気が付きます。
タイトル・チューンの「Flying Cowboys」は自分のことを歌った唄のようで
ラストの一節が印象的です。
But the world is turning faster than it did when I was young
When I was young
Oh, when I was young, I was a wild, wild one...
若い頃よりも世界は速く回っています
若かった頃は、ワタシもワイルドだった...
たしかに若い頃はトム・ウェイツやチャック・Eなどとつるんで無茶してました。(笑)