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CAT STEVENS 「CLASSICS VOLUME 16」     1970-1978

 写真は某サイトに載ってた、現在流通しているもののジャケだと思うのですが、
ワタシのはタイトルが「VOLUME 16」となっています。

 キャットのA&M時代のベスト・セレクションです。
この時期のアルバムとしては「TEASER AND THE FIRECAT」が一番好きでしたね。
「Morning Has Broken」や「Moonshadow」「Peace Train」などのヒット・チューンも
もちろん好きですが、「How Can I Tell You」の切ない感情を吐露したのが大好きでした。
(残念ながら「How Can I Tell You」は本ベスト盤には収録されていませんが)
とは言え、あれからもう30数年...イスラム教に改宗してからは、
ほとんど話題にものぼらなくなったキャットです。(音楽家として)

 「Morning Has Broken」は邦題「雨にぬれた朝」として日本でも大ヒット、
後年TVCMなどにも使われましたね。
リック・ウェイクマンのピアノのイントロが宗教歌のような歌詞とあいまって、
たいへん印象深い美しい曲でした。
(エリノア・ファージョンという詩人が作った詩に曲をつけたものです。)
いろんなヒトにカヴァーされてますが、
カントリー・シンガーのパム・ティリスのヴァージョンも好きです。



  日の光を讃えよ
  朝を讃えよ
  神の日々創造される新しい世界を讃えよ


 イスラム教改宗後はとんと名前を聞かなくなりましたが、
例の「悪魔の詩」への発言により、彼の曲がラジオ局から締め出されてしまったようです。
ですから、彼の素晴らしい「CLASSICS」を聴くのはCDやレコードに頼るしかないのです。

 さて、次回の「70’s」はトム・ウェイツの「LIVE IN CONCERT」(1977)
を予定しています。