『粋な男、再び。
アメリカ・ポピュラー音楽への憧憬を投影した、オール英語曲のカヴァー・アルバム。
世界中の人々が、彼らの人生や音楽をより豊かでより美しいものにしてくれた、
アメリカのポピュラー音楽への感謝の方法を見つけたいと思っている。
多くの人々がそのための努力をしているが、私もその一人である。・・・カエターノ・ヴェローゾ』
入梅してからのヘヴィー・ローテーションはカエターノの「異国の香り」です。
ジャンルを問わない "アメリカン・ポップ・ミュージック" を英語でカヴァー。
まづは収録曲を見てくださいよ、素晴らしいじゃありませんか!
Carioca
So In Love
瞳は君ゆえに
It's Alright, Ma (ボブ・ディラン)
Body And Soul
Nature Boy
The Man I Love
There Will Never Be Another You
煙が目にしみる
Diana (ポール・アンカ)
Sophiscated Lady
Come As You Are (カート・コバーン)
愛のフィーリング (モーリス・アルバート)
Summertime
Detached (アート・リンゼイ)
さらばジャマイカ (ハリー・ベラフォンテ)
Love For Sale
Cry Me A River (ジュリー・ロンドン)
If It's Magic (スティーヴィー・ワンダー)
Something Good
Stardust
Blue Skies
Love Me Tender (エルヴィス・プレスリー)
どうです?スタンダードを中心に、いくつかのポップ・ソングを加え、堂々23曲!
アカペラ~弾き語り~ジャジーなトリオ~ジャッキー・モレレンバウム率いる
フル・オーケストレイションまで、変化のある表現方法で展開されます。
弾き語りの「サマー・タイム」や、アカペラの「ラヴ・フォー・セール」、
フルオケの「ザ・マン・アイ・ラヴ」、ボッサ・スタイルの「クライ・ミー・ア・リヴァー」、
そしてバンドリンが粋な「スターダスト」なんかを聴いちゃうと、もう、とろけそうですよ。
もちろん、ちょっとレゲェぽいリズムで唄う「イッツ・オールライト・マ」や
ちょっと意外だったニルヴァーナの「カム・アズ・ユー・アー」なども
カエターノの声とことば(ちょっと訛りのある英語)を得て、素晴らしい仕上がりになってます。
まさにカエターノだけの「異国の香り」です。