「え!?こんなところにトム・ウェイツの名が!?」的な驚き...。
NASAといってもあのN.A.S.A.(米国航空宇宙局)ではないよ!
「NASA」とは「NORTH AMERICA / SOUTH AMERICA」の略で、
北米出身のDJ&プロデューサーSQUEAK E. CLEAN (なんでもスパイク・ジョーンズの弟だそうで)
と、南米在住のDJ&プロ・スケーターDJ ZEGONからなるDJユニットだそうです。
(オジさんはこのあたりはかなり不得手です。笑)
でもオジさんの知ってる名前もチラホラ、例えばトム・ウェイツだとか、カニエ・ウェスト、
レッチリのジョン・フルシアンテ、ジョージ・クリントン、ディヴィッド・バーンなど...。
でも馴染みのあるのはトム・ウェイツくらいで、あとは名前知ってるって程度。
とにかくトムの名前がある以上は見逃すわけにはいきません。
さて、そのトム・ウェイツは「Spacious Thoughts」でKOOL KEITHというヒトと
ヴォーカルでコラボ、また1曲目の「Intro」ではトムはじめ、13人のヴォーカリストが
参加。正直「Intro」では、どれがトムなのか判別不能でした。
基本的にはアルバム全編ヒップホップなのですが、これだけの大人数が曲によって
参加してるとさすがに、曲毎にイメージが変わり、オムニバス的な楽しみ方ができます。
「Spacious Thoughts」では、クール・キースのラップの後を受け、
例の不気味なトムの声に始まり、トムのヴォーカル・パートへと続きます。
ラップから一転ヘヴィーなサウンドになるところが面白いですよ。
コラボといってもラップとヴォーカル・パートがきちんと別れているので、
ワタシのようなラップがわからないトム・ファンにも楽しめます、この1曲は。
ただしあとの曲はさっぱりわかりません。(笑)