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LIGHTNIN' HOPKINS 「LIGHTNIN'S BOOGIE」     1977

 「THE RISING SUN COLLECTION」とジャケ&タイトル違い、同内容です。
晩年の77年モントリオールでのライヴ盤です。"RISING SUN CELEBRITY JAZZ CLUB"
での演奏なので「THE RISING SUN COLLECTION」というタイトルを当時つけたようです。

 大の飛行機嫌いのライトニンは翌78年には来日してますが、エレキ・ギターを抱え、
ベースとドラムスをバックにかなりコンディションの良いライトニンが楽しめます。

 オーディエンスのノリも最高潮で、特に「Get Up Off O' Yo'」はインスト・ナンバーで
タイトルは何を意味してるのかさっぱりわかりませんが、演奏の冒頭でライトニンが
「You'd better get up off of your ass and shake it awhile」と唄いかけ、
ブギのギター・リフに合わせ、自然発生的にオーディエンスが「ラララ・・・」とハミングする
楽しそうな演奏で、終わりにライトニンが「everything happening!」と呟いてます。

 マディ作の「Goin' To Louisiana」=「Mojo Hand」などもいつもの "ライトニン節" 
なのですが、体調も絶好調だったのか、かなり上機嫌のようにも聴こえます。

 それにしてもこのライトニン・ホプキンスといい、ジョン・リー・フッカーといい、
もう佇まい自体が "ブルーズ" を強く感じさせるミュージシャンですね。