以前の作品ほどの衝撃はないものの、ゴスペルぽい部分が薄まった分、
ファンキーぽいグルーヴ感が増したような気もします。
そもそも、ペダル・スティールは一般的にはハワイアンやカントリーでしか聴けなかったものを
一気に主役に引き上げたのがこのロバランですから。(ちょっと弾きすぎの感もありますが・笑)
最初の何曲かは、あまりにもファンキーな部分が前面に出ており、ちょっとついて行けないな...
と感じたものの、「Angels」のソウル・フィーリングに惹かれました。
続くドゥービーズの名曲「Jesus Is Just Alright」、エリック・クラプトンをフィーチャー
してますが、ドゥービーズそのまんま、って感じで、アレンジにもう一工夫欲しかった、と思います。
聴きモノは、リーラ・ジェィムズという女性シンガーをフィーチャーした「Stronger」、
ワタシ的には、激しく弾きまくる曲よりも、このあたりのテンポの歌伴のほうが好きだな。
それにしても、あの神々しさみたいなものは一体どこへ行ったんだろう?