ジョージ・ハリスンへのトリビュート・アルバムです。
まずは曲目を
Todd Rundgren / While My Guitar Gently Weeps
Masters Of Reality / Devil's Radio
Marc Ford & The Sinners / I, Me, Mine
Dave Davies / Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
John Entwistle & Torque / Here Comes The Sun
Big Head Todd and The Monsters / Within You, Without You
They Might Be Giants / Savoy Truffle
The Smithereens / I Want To Tell You
Leslie West & Torque / Old Brown Shoe
Bill Wyman's Rhythm Kings / Taxman
Wayne Kramer / It's All Too Much
Jay Bennett & Edward Burch / Isn't It A Pity
知らないアーティストもいますが、トッド・ラングレンやディヴ・ディヴィス(キンクス)、
ジョン・エントウィッスル(ザ・フー、彼のラスト・レコーディングです!)、
レズリー・ウェスト(マウンテン)、ビル・ワイマン(ローリング・ストーンズ)などなど、
懐かしい名前もあります。
どのヴァージョンもかなり原曲に忠実にカヴァーされており、ジョージへの
深いリスペクトぶりが覗えます。
それにしてもトッドって、こんなにギター上手かったっけ? 聴き慣れたクラプトンよりも
なんかかなり新鮮に聴こえます。またディヴ・ディヴィスの「Give Me Love」も
枯れた味わいもいいし、激痩せでもなお元気!レズリー・ウェストの唄とギターも健在!
ちなみにレズリーとジョン・エントウィッスルのバックを務めるトルクというバンド、
あのマーク・クラーク(テンペストやコラシアムで活躍した)のユニットのようで、
「Here Comes The Sun」ではヴォーカルも担当しています。(歳とっても相変わらず
フニャフニャした声で若々しい!?)
しかしゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツの「Savoy Truffle」、ブラスの入り方などは
オリジナルに似ているのですが、なんともこの飄々とした唄声はどこかユーモラスでさえあります。
当初の予定ではロジャー・マッギンやピーター・フランプトン、ピーター・グリーン、
ジュリアン・レノン、ボニー・ブラムレット、アル・クーパー、ドノヴァンなども
参加するはずだったのですが...。