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「ETHNIC SOUND SELECTION Vol.1 ATAVUS 祖先」     1989

 激安中古盤だったので、封入されてるはずの解説書が付いてませんでした。
当初は8枚組でリリースされてたのかな?「地球の声」というタイトルで、

  「ATAVUS 祖先」
  「ELEGY 哀歌」
  「DEJA VU 既視」
  「GAYA 恋歌」
  「NEPENTHE 妙薬」
  「TRANCE 恍惚」
  「FIN 終末」
  「CANDENDIA 律動」

の8つのキーワードで構成されているようです。

 選曲・監修は細野晴臣さん、本来なら詳しく書かれた解説がついてるんでしょうね。
この第1集「祖先」にはアジア~アフリカの歌が収録されており、
パキスタンの弦楽器ラバーブの弾き語り「母の乳を飲んだ時」、歌の内容はまったく不明ですが、
ラバーブとトゥムバクナリと思われる打楽器が、素朴だけど妙な音階を奏で、
まるで異次元にでもいるような感じです。

 また、中国の「長安の春」は、琵琶と笛によるのどかなインストで、いかにも「春爛漫」てな
感じ。この琵琶のような楽器、途中マンドリンのような奏法も交え、なかなか表現力豊かな
楽器ですよ。