激安中古盤だったので、封入されてるはずの解説書が付いてませんでした。
当初は8枚組でリリースされてたのかな?「地球の声」というタイトルで、
「ATAVUS 祖先」
「ELEGY 哀歌」
「DEJA VU 既視」
「GAYA 恋歌」
「NEPENTHE 妙薬」
「TRANCE 恍惚」
「FIN 終末」
「CANDENDIA 律動」
の8つのキーワードで構成されているようです。
選曲・監修は細野晴臣さん、本来なら詳しく書かれた解説がついてるんでしょうね。
この第1集「祖先」にはアジア~アフリカの歌が収録されており、
パキスタンの弦楽器ラバーブの弾き語り「母の乳を飲んだ時」、歌の内容はまったく不明ですが、
ラバーブとトゥムバクナリと思われる打楽器が、素朴だけど妙な音階を奏で、
まるで異次元にでもいるような感じです。
また、中国の「長安の春」は、琵琶と笛によるのどかなインストで、いかにも「春爛漫」てな
感じ。この琵琶のような楽器、途中マンドリンのような奏法も交え、なかなか表現力豊かな
楽器ですよ。