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NITTY GRITTY DIRT BAND 「STARS & STRIPES FOREVER」     1973

『1973年、カンサス・シティ「カウタウン・ボールルーム」でのステージ・ライヴを中心に、
インタビュー等で綴られたN・G・D・Bの魅力満載の傑作アルバム!』

 邦題は「星条旗よ永遠なれ!」

 ライヴ音源の合間にメンバーのインタビューや、フィドラーのヴァッサー・クレメンツの
インタビューなどを挿入した趣向が面白いです。
彼らは73年8月に来日してるのですが、その時の日本の印象をインタビューで語ってます。

「暑いのなんの、全く別の国さ。日本みたいな国、他にはないぜ。
他のどの国にも似てないでさ、アメリカとは全然違う。
建物はみんな同じで、戦後に建てられた。地面にびっしりつまってる。
俺達この前の8月に、何も知らないまま行ったけど、
俺達のすることをみなガッシリ受け入れてくれる聴衆に会ったよ。
ただ俺達がブルーグラスやカントリー・ソングやジャズをやるからだけじゃなくて、
俺達のすることなら熱狂してくれ、やることなら何でもいいから受けるなんて
実にイカシてるよ...」

 ニッティ・グリッティといえば、ジェリー・ジェフの「ミスター・ボージャングルス」や
ケニロギの「プー横丁の家」などがポピュラーですが、彼らの魅力は
エレクトリックなカントリー・ロックよりもブルーグラス・テイストのものが素晴らしく、
ジョン・マッキューエンのバンジョー弾き語り「The Mountain Whippoorwill」などは
何度聴いても、唸っちゃいますね。

 次回の「70's」は、カルメン・マキ&OZの「掘廖複隠坑沓掘砲鰺縦蠅靴討い泙后