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V.A. 「DIFFERENT STROKES BY DIFFERENT FOLKS」     2006

『スライだから実現した、豪華アーティストと夢のコラボレーション!
1967年に結成され、いまだに数多くのアーティストに影響を与え続けている
スライ&ザ・ファミリー・ストーン。
そんなスライをリスペクトしている世代もジャンルも超えた超豪華アーティスト達
(スティーヴン・タイラー〔エアロスミス〕、ウィル・アイ・アム〔ブラック・アイド・ビーズ〕、
マルーン5、ビッグ・ボーイ〔アウトキャスト〕、ジャネット・ジャクソン、ディアンジェロ、
モービーなど・・・)が、オリジナルのマスター・テープを使いそれぞれに異なったアプローチで
スライと競演し創り上げた新たなマスターピース!』

 ん~、同じ頃リリースされたセルジオ・メンデスの「TIMELESS」同様、ワタシには
とっつきにくいアルバムでした。セルメンとは違って、スライ自体、ワタシは避けて通った
アーティストですから。(笑)そこへもってきて、ヒップホップ系やR&B系中心の
人選ですので、あまり食指が動かなかったのも事実です。

 「You Can Make It If You Try」バディ・ガイとジョン・メイヤーです。
ジョン・メイヤーのヴォーカルがフィーチャーされたヴァージョンですが、
2人とも、もっとバリバリ弾くのかなと思ってたのですが、ちょっと肩透かし...。
でもエンディングでの応酬は短いですがちょっとフラストレーションがたまる?

 「I Want To Take You Higher」スティーヴン・タイラー with ロバート・ランドルフ
意外に原曲に忠実に、しかし、ロバランのスティールが暴れまくる凄いヴァージョンです。
スティーヴン・タイラーのちょっとやんちゃなシャウトも、それはそれで、味かな?

 トリビュートといってもサンプリングを使ったり、ま、半分はスライですから、
邦題の「リ・スライ」も納得できますね。