『ベアズヴィルとウッドストック・サウンド、
そしてシンガー・ソングライターの時代を代表する72年の名盤に
4曲のアルバム未収録曲/ヴァージョンを追加。
ザ・バンドやハングリー・チャックの面々、ドクター・ジョンらの
協力を得て完成させた味わい深い逸品。』
ニール・ヤングでお馴染みのスティール・プレイヤー、ベン・キースに連れられて
ウッドストックの住人になったボビー・チャールズのかつての「幻の名盤」です。
バックにはウッドストックの仲間、ザ・バンドの面々(ロビー以外)や
幻のグループ、ハングリー・チャックのメンバー、ドクター・ジョンなども参加しています。
派手さがまったくなく、本当にレコード作りたくて作ったんだろうか?
と思っちゃうくらい地味なヒトです。
エイモス・ギャレットがギターを担当していますが、スティールのベン・キースが
フィーチャーされている「Let Yourself Go」なども捨てがたいし、
あくまでもボビー・チャールズ自身を主役ととらえるならば、
やっぱり「Small Town Talk」の朴訥としたヴォーカルや「Long Face」、
ジェフ・マルダーもカヴァーしてた「Tennessee Blues」などが秀逸でしょう。
しかし、このヒト、チェス・レーベルの白人第1号といいますから、
どんなものをリリースしてたんでしょうか。ブルーズ? R&B?