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COVERDALE・PAGE 「COVERDALE・PAGE」     1993

『元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジとホワイト・スネイクのデヴィッド・カヴァーデイルが
プロジェクトを結成、往年のロック・ファンを驚嘆狂喜させた一枚。
この後ジミー・ペイジは「ペイジ・プラント」へと移行。』

 「まだ聴けてないCDたち」の一枚でした。

 たしか、ロバート・プラントにラヴ・コールしたけど拒否られて、
それで苦肉の策で、ホワイト・スネイクのディヴィッド・カヴァーデイルを
引っ張ったんじゃなかったかな? 

 さて内容のほうは、あくまでもプラントの代役としてキャスティングされたカヴァーデイル
ではありますが、楽曲の良さが幸いして、それほど違和感やストレスを感じさせずに
楽しめるアルバムに仕上がってます。
ディヴィッド・カヴァーデイルといえば、イアン・ギラン脱退後のディープ・パープルで
「紫の炎」を大ヒットさせたヴォーカリストですが、あの時はイアン・ギランとはまた違った
カラーでロック・ファンを楽しませてくれましたが、ジミー・ペイジに誘われた本作は
「ロバート・プラントのクローン」と言われても仕方がないでしょう。
これはジミー・ペイジが求めたことでしょうから。

 一度は拒否ったプラントも、この後、ペイジと組むのも「クローン」のサウンドを聴いて
業を煮やしたから...(かどうかはわかりません。笑)

 プラントぽくない「Take Me For A Little While」でのヴォーカル、
そして静から動へとドラマチックに盛り上がりを見せる「Don't Leave Me This Way」、
(ペイジのギター・ソロもかなりブルージーです。)あたりが聴きモノです。