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FIONA APPLE 「WHEN THE PAWN...」     1999

 ギネスに登録されている「世界一長いタイトルのアルバム」です。

『When the Pawn Hits the Conflicts He Thinks Like a King What He Knows
Throws the Blows When He Goes to the Fightand He'll Win the Whole Thing
'Fore He Enters the Ring There's No Body to Batter When Your Mind Is Your Might
So When You Go Solo, You Hold Your Own Hand and Remember
That Depth Is the Greatest of Heights and If You Know Where You Stand,
Then You Know Where to Land and If You Fall It Won't Matter,
Cuz You'll Know ThatYou're Right.』というのが原題で、邦題はたった一言「真実」。

 よくアラニス・モリセットに例えられるようですが、その例えはあまりにも短絡的すぎて
ボクにはそれほど共通点も感じません。

 彼女の屈折した(?)人生を反映した、ちょっと暗めの印象のアルバムで、
それでいて、彼女の怒りみたいなものが込められてるようにも感じます。
国内盤にはあの「Across The Universe」がボートラで入っているようです。

 サウンドだけ聴いてると、どれもカッコいいですよ。
特に「Fast As You Can」などは、彼女のピアノと軽快なノリのドラムスが
いい味出してますよ。バラード調の「I Know」なんかも美しい曲です。

 アラニスというよりはある意味、シェリル・クロゥあたりを感じるのですが...。
ちょっとビョークぽいところも気になるし...。