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ALAN JACKSON 「UNDER THE INFLUENCE」     1999

 アランが唄う「オールディーズ・コレクション」とでもいいましょうか。

 原曲には詳しくないので、曲毎に添えられた彼のコメントを読むと、

  JIM ED BROWN の「Pop A Top」
  GENE WATSON の「Farewell Party」
  CHARLEY PRIDE の「Kiss An Angel Good Mornin'」
  HANK WILLIAMS JR. の「The Blues Man」(H・ウィリアムズ・Jr.に捧げられています) 
  GEORGE JONES の「Revenooer Man」「Once You've Had The Best」
  MERLE HAGGARD の「My Own Kind Of Hat」「The Way I Am」
  DON WILLIAMS の「It Must Be Love」
  JIMMY BUFFETT の「Margaritaville」(ジミー・バフェットとデュエットしてます)

などの懐かしのヒット曲(だと思います)が唄われています。

 アルバム・タイトルの「UNDER THE INFLUENCE」は「~の影響を受ける」という意味なので、
アランが聴き親しんできた、尊敬する歌手の歌を唄ったものでしょう。
「花の89年デビュー組」の中でもトラディッショナルなスタイルのアランのルーツが覗える
一枚だと思います。

「Kiss An Angel Good Mornin'」や「Pop A Top」「It Must Be Love」あたりの
ミドル・テンポのものがアランらしいといえば、アランらしいのですが、
「Farewell Party」のようなバラードもなかなか捨てたもんじゃぁありません。
とにかく、彼のような世代の正統派シンガーが認められるのは、
USAのカントリー・シーンもまだまだ安泰ですね。