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THE CRUSADERS 「THOSE SOUTHERN KNIGHTS」     1976

 『ベーシスト、ポップウェルの加入でパワー・アップされていよいよ冴える
クルセイダーズ・サウンドの奔流と高揚の大傑作アルバム!!』

 そういえば、ラリー・カールトンが正式メンバーになるまで2年を要しました。
今回いきなりポップウェルがベーシストとして起用され、かなり存在感のあるプレイを披露、
おまけに「Feeling Funky」という曲まで提供してる...ちょっと驚きでしたね。

 A-1「Spiral」でのカールトンのギターも冴えまくってますが、ポップウェルのベースも
跳ねまくってます。これ一曲だけでもこのレコードの価値有り!
続くA-2「Keep That Same Old Feeling」はコーラス入り、
「アンサング・ヒーロー」だった彼らがこの曲とB-1「And Then There Was The Blues」で
コーラスを導入、いづれシンガーを招くことになるんですが...。

 新加入ということで、どうしてもベースの音を意識して聴いてしまうんですが、
なかなかバンドに溶け込み、跳ねまくってます。これは相乗効果まちがいなし!ですね。

 A-1「Spiral」もカッコ良かったですが、A-3「My Mama Told Me So」での
ファンキーなリズム、カールトンのカッティング、サンプルのエレピなど、どれをとっても
クルセイダーズらしさが充満したトラックです。

 6人編成のクルセイダーズ、最強のアルバムだと思いますよ。