邦題は「魂の道のり」
THE CALEDONIA SOUL ORCHESTRAなる自身のバンドを率いての
LA&ロンドンのライヴです。ここまでが彼の絶頂期だと思います。
自作曲とカヴァー曲をうまく織り交ぜた選曲で、
ボビー・ブランド 「Ain't Nothin' You Can Do」
レイ・チャールズ 「I Believe To My Soul」
サニーボーイ・ウィリアムスン 「Help Me」
マディ・ウォーターズ 「I Just Want To Make Love To You」
サム・クック 「Bring It On Home To Me」
サニーボーイ・ウィリアムスン 「Take Your Hand Out My Pocket」
などのカヴァーも素晴らしく、「ブルー・アイド・ソウル」という陳腐な形容に
留まらないブルーズ・シンガーといえるでしょう。
圧巻はDISC-2の「Gloria」~「Caravan」~「Cypress Avenue」
と続くあたりで、「Cypress Avenue」のラストで、
「It's Too Late To Stop Now!」と叫んで終わるところがカッコいいですね。