『ピーターが最も敬愛する伝説のブルース・ギタリスト、ロバート・ジョンソンの曲を
オーティス・ラッシュ、バディ・ガイといった巨匠達と共演する珠玉のブルース!!』
やっぱりホワイト・ブルーズ・ギタリストにとってロバジョンは神様なのでしょう。
98年、「THE ROBERT JOHNSON SONG BOOK」を発表したあと、
さらにロバジョンの曲を集めた「HOT FOOT POWDER」をリリースしちゃったんですから。
ロバジョンが残したのは全29曲と言われてますが、「SONG BOOK」と本作で
その全29曲をすべてレコーディングしてしまいました。
ブルーズマン多しと言えども、すべてやっちゃったのは後にも先にもピーターだけでしょう。
注目は、一時期ロバジョンのパートナーであったハニーボーイ・エドワーズが加わった
「Travelling Riverside Blues」でのスライド・プレー、
そしてマック時代の69年にシカゴに殴り込みをかけたアルバム「BLUES JAM AT CHESS」
以来の共演となるバディ・ガイとの「Cross Road Blues」でしょう。
ゲスト・プレイヤーはバディ・ガイ、ハニーボーイ・エドワーズ、オーティス・ラッシュ、
ヒューバート・サムリン、ジョー・ルイス・ウォーカー、ドクター・ジョンの6名で、
残念ながら当初予定されていたロバジョンの親族代表のロバート・ロックウッド・Jrは
体調不良で不参加と、残念な結果になりました。
何度もカムバックしてきたピーター、さらなるカムバックを期待します。