2006年発表の米国史上売上のNO.1アルバムはイーグルスの
「THE GREATEST HITS (1971-1975)」の2900万枚ですが、
ベスト150の中にガース・ブルックスの
「DOUBLE LIVE」(8位・2000万枚)
「NO FENCES」(17位・1600万枚)
「ROPIN' THE WIND」(31位・1400万枚)
「THE HITS」(77位・1000万枚)
「GARTH BROOKS」(106位・900万枚)
「SEVENS」(107位・900万枚)
「THE CHASE」(130位・800万枚)
「IN PIECES」(131位・800万枚)
の8枚が含まれています。
本作は89年のデビュー・アルバム「GARTH BROOKS」から
93年の「IN PIECES」までのベスト・セレクションです。
ガースの魅力はなんと言っても、曲がドラマチックであるところでしょう。
デビュー作ではまだ大人しかったものの、それでも「The Dance」あたりで
その片鱗をみせています。
雷鳴で始まる曲としては、カスケーズの「悲しき雨音」が有名ですが、
ガースの「The Thunder Rolls」は雷鳴に導かれたマイナー・メロディ、
「Shameless」「The River」、彼なりのメッセージを込めた
「We Shall Be Free」など、どれもモンスター・アルバムを
牽引する曲であることがうなづけます。