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CLINT BLACK 「NOTHIN' BUT THE TAILLIGHTS」     1997

 7作目あたりです。

 ナッシュヴィルのいつもの顔ぶれ(マット・ローリングス、ポール・フランクリン、
スチュアート・ダンカン、エディ・ベイヤーズ、ダン・ハフ)らに加え、
ディーン・パークスやリー・スクラーらのスタジオ・ミュージシャンも起用し、
サウンドの幅が広がったようです。(特にロック・テイストの曲は素晴らしい!)

 また、ゲストにアリスン・クラウス&ユニオン・ステーション、
マルティナ・マクブライド、チェット・アトキンス、ラリー・カールトン、
マーク・ノップラー、スティーヴ・ウォリナーらを迎えており、
クリントは男性シンガーとしてはキーが高めなので、女性シンガーとの相性は
かなりいいみたいで、アリスンもマルティナも唄いやすそうです。

 注目作はなんと言ってもチェット・アトキンスに捧げた「Ode To Chet」でしょう。
先に挙げたチェット本人、ラリカル、マーク・ノップラー、スティーヴ・ウォリナーらが
短いソロを弾きまわし、最後はクリントとチェットの会話で終わります。
この曲を含め、ヘイデン・ニコラスとの共作ナンバーはどれも光ってます。