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THE ART FARMER QUARTET feat. JIM HALL 「LIVE AT THE HALF-NOTE」     1963

 ファーマーとホール、相性いいんですよねぇ。
このステージではファーマーはフリューゲルホーンをプレイしています。
A-1「Stompin' At The Savoy」のようなナンバーをもやのかかったような
フリューゲルの音色でプレイするより、B-1「What's New」のような
リリカルな曲で彼のフリューゲルは本領を発揮するのでしょう。
そう言った意味ではB-3「I'm Getting Sentimental Over You」では
ファーマーが抜けちゃってジム・ホール・トリオになってしまったのが
残念でなりません。

 「What's New」でのファーマーのソロにコードを差し込むホール、
二人ともホント美しいです。

 しかし、ファーマー&ホールは相性がいい...と書いておきながら、
A-2「Swing Spring」のようなテンポはホールは苦手なんですよね、きっと。

 ライヴ・ハウスの客の喋り声やグラスや食器の音などが入っていて、
昔は「耳障りだなぁ」と思ったりしましたが、なかなかいい雰囲気です。