途中、数合わせのライヴ・アルバムがありましたが、「SOUL TO SOUL」から4年ぶり。
その間、創作意欲も思うように湧かなかったほどボロボロだったのでしょう。
最後のスタジオ・ワークとなりました。「真のヒーロー」ジョン・ハモンドに
捧げられています。
依存症を克服し、臨んだと言われる本作。これを踏み台に新たなブルーズ・ロックの
方向性を見出すはずだった...。
本作では、バディ・ガイがらみの2曲「Leave My Girl Alone」と
「Let Me Love You Baby」(こちらはバディの持ち歌でウィリー・ディクスン作)、
そしてウルフの「Love Me Darlin'」がカヴァーされています。
何と言っても「Crossfire」のカッコ良さ、そしてファンキーな「Tightrope」、
スロー・ブルーズの「Leave My Girl Alone」...どれもワン&オンリーの
ストラト・トーン炸裂!でした。
もちろんお約束のムーディーなインスト「Riviera Paradise」もあります。
「ラスト・ワーク」です。