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THE STYLE COUNCIL 「CAFE BLEU」     1984

 『カリスマ的人気を持つポール・ウェラーが
ミック・タルボットと結成したザ・スタイル・カウンシル時代の傑作。』

 脱パンクとしてのスタカンのサウンドは、ソウル、ジャズ、ボサノヴァなどを
ベースにした音でした。ジャムのファンには
「この耳障りの良さはなんだ!?」
「このオシャレなサウンドはなんだ!?」
と感じたことでしょう。

 どの曲も違った味があり、ちょっとまとまりのないような気もしますが、
ポール・ウェラーの背景がうかがえるし、彼のやりたいことの予告編のような
気もします。

 名曲「My Ever Changing Moods」「You're The Best Thing」や
トレイシー・ソーンが唄う「The Paris Match」や
D.C.リーが唄う「Headstart For Happiness」、
そしてボサノヴァ・タッチの「The Whole Point Of No Return」、
お洒落なギター・インスト「Blue Cafe」など
まさに捨て曲なし!の愛聴盤です。