HTさんが前に書いておられた93年の作品に続くトリビュート作です。
前回は、J.ストレイト、V.ギル、M.ハガード、G.ブルックス、
W.ネルスン、L.ラヴェットなど、ビッグネームが多数参加してましたが、
今回も負けじと、C.ブラック、M.チェスナット、D.チックス、V.ギル、
M.ハガード、L.ラヴェット、T.マッグロゥ、W.ネルスン、
R.マッキンタイア、S.ウォリアー、R.A.ウーマック、D.ヨーカム、
そしてM.トランスファーなど、超豪華な顔ぶれです。
またブックレットの写真やイラストなども「古き良きアメリカ」を
想わせるような仕立てです。
オープニングの「Bob's Breakdowns」はグラミーのベスト・インストゥルメンタル賞を
受賞、またレトロチックなジャケット&ブックレットはパッケージ賞も受賞しています。
(たしか前作も受賞してた)この曲ではヴィンス・ギルのギターと
スティーヴ・ウォリナーのギター(これがまたジョージ・ベンスン風のスキャット
とのユニゾン・プレイで素晴らしい!)が楽しめます。
ウェスタン・スィングの王者ボブ・ウィリスを取り上げた本作はどれも素晴らしく、
特にオープニングのインスト「Bob's Breakdowns」、
そしてラストのマントラのコーラスをバックにウィリー・ネルスンが唄いあげる
「Going Away Party」が聴きモノです。