イメージ 1

ART PEPPER & GEORGE CABLES 「TETE-A-TETE」     1982

 ピアノのジョージ・ケイブルズとのデュオ・アルバム。

 ペッパーのラスト・レコーディングとなるものですが、ケイブルズとの
デュオは、この「TETE-A-TETE」と「GOIN' HOME」の2枚に収録されます。

 ケイブルズのピアノはちょっと覇気のないペッパーの音を補うに充分というか、
結果、「Over The Rainbow」などは非常に穏やかな演奏になりました。
また「Body And Soul」では、二人の息もピッタリで、しっとりと、
そしてかなり艶ぽい演奏になりました。

 選曲もケイブルズ作の「Tete-A-Tete」を除き、しっとりと聴かせるものが多く、
これが最後の姿なのかと思うと、涙を誘うものがあります。