『ブリティッシュ・フォーク屈指の名ギタリスト、バート・ヤンシュによる待望の新作アルバム。
ジョアンナ・ニューサムやデヴェンドラ・バンハートのアルバムを手がけて
一躍注目を浴びた若手プロデューサー、ノア・ジョージソンとの共同プロデュースにより、
前作「エッヂ・オブ・ア・ドリーム」を遥かに超える陰鬱と艶やかさを備えた傑作。
ベス・オートン、デヴェンドラ・バンハート他がゲスト参加。』
前作の「EDGE OF A DREAM」を聴いた時の印象は「丸みを帯びた」といった感じでした。
若い頃のバートに聴かれたギターのアタックの強さも影を潜めてしまい...、
しかし、本作では70年代の「MOONSHINE」あたりの頃を彷彿とさせる艶やかな声、
そして自らギタリストに専念しベス・オートンに唄わせてしまった「When The Sun Comes Up」
「Katie Cruel」など、バートの信奉者である若手フォーク・ミュージシャンらも参加しての
力作となりました。
自身のルーツであるトラッドとブルーズを見事に融合させた「A Woman Like You」などは、
若い頃とは違い、「カドがとれた」円熟のラヴ・ソングです。